現在利用しているネットワークの品質状況を「見える化」するサービスです。
ネットワークが遅い、切れるなどの原因を究明し解決へ導きます。
「ネットワーク診断サービス」カタログダウンロードネットワーク診断装置 「TowerMonitor1000/TM2000」を利用して行います。
ネットワーク機器、サーバ、端末が持っているMIB(Management Information Base)を読み出し表示・蓄積する装置です。
MIB情報はネットワーク経由で収集するため、診断するネットワークのどこかに1台設置することで調査ができます。
収集したMIB情報を解析することでネットワークのどこで問題が発生しているのか原因究明いたします。
(1)サービス内容
サービス | 内容 |
情報収集サービス | ・診断コンサル ・測定項目、Configuration作成 ・情報収集 ・測定機器、現地設置、撤去 |
レポーティングサービス | 測定データを基に報告書を作成し最適なネットワークへのアドバイスを行います |
(2)サービスパターン
パターン | 内容 |
スポット診断 | ・スポットで診断を実施 ・基本的に1週間の情報収集+レポーティング |
定期診断 | ・年間で定期的に診断を実施 ・年間4回と6回のコースがあります ・1回当り基本的に1週間の情報収集+レポーティング |
(1)ボトルネック調査
送信元のネットワーク機器から受信ネットワーク機器までのルート上にあるネットワーク機器のトラヒック状況および各ネットワーク機器までの遅延時間をモニタリングして異常のある時間帯、箇所を究明します。
(2)TV会議システムの障害切分け
サーバと端末のMIBを解析することでサーバ/ネットワーク/端末の問題なのか切り分けます。各端末へのPING遅延時間を合わせて解析することで総合的に判断できます。
(3)回線状況評価
各拠点間のVPN回線状況を連続監視し、各時間帯でどのような回線状況かを評価します。
アクセス回線速度に対し実際の利用回線速度がどのくらいなのか、ピークの時間帯はいつなのか、そのときのパケットロスがどのくらい発生しているのかなどを評価します。
(4)回線の効率利用
映像伝送ネットワークでは映像コーデックの圧縮レート・FEC(Forward Error Correction)パラメータ・受信側ゲートウェイのジッタッバファ値などのプライベートMIBを収集し、パラメータを最適化することで効率よく高画質の映像を送ることができます。
パターン | 内容 |
システム構築前の診断 | システム構築で利用するネットワーク帯域、遅延時間など確保されているか確認します ・回線帯域の空き状況 ・輻輳可能性あるポイントの状況(転送レート、パケットロス、ジッタ等) |
システム構築時の各種パラメータチューニング | システムサーバからの送出するデータの転送レート、割り当てる回線帯域、映像データの圧縮レート、FEC(Forward Error Collection Code) など構築中の各種パラメータをチューニングします |
システム構築後の診断 | 実際にシステム構築した後、輻輳が発生しネットワーク内でパケットロスが発生していないか、割り当てられた帯域内にトラフィックが収まっているかなどを確認します |
障害発生時のネットワーク解析 | 障害発生頻度の少ないネットワーク障害の解析をおこないます。 ・発生箇所、発生原因の究明、 ・対策案作成 |
回線の効率利用 | ・回線利用状況の把握と分析 ・システム全体から見た回線の効率利用方法提案 |
予防診断 | 定期的にネットワークを診断することにより、将来のネットワークを予測し障害の予防診断を行います |
サーバトラブルかネットワークトラブルかの切り分け | サーバからのバーストトラヒックに対してネットワーク内でパケット廃棄していないか、遅延が増大していないか等サーバトラブルかネットワークトラブルかの切り分けを行います |